- 「げんき歯科・矯正歯科」ウェブサイト
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近年、歯科医療において「QOLの向上」という考え方が積極的に取り入れられるようになっています。QOLとは「Quality Of Life」の略で「人生の質」のことです。医療においてQOLの向上という考え方は、病を患っている患者さまの人生の質を向上させること、幸せな生活を築き上げることが念頭に置かれています。
歯の治療がなぜQOLに密接に関わっているかというと、歯の状態の良し悪しが人生の質を大きく左右するからです。例えば、虫歯や歯周病によって歯の多くが失われた場合には、咀嚼能力の低下などから十分に食べ物を食べられなくなり、栄養不足に陥ることがあります。栄養不足または栄養バランスの悪化は、生活習慣病をはじめさまざまな病気の原因になりかねません。
高齢者における栄養不足は、骨折や骨粗しょう症、ADS(日常動作能力)の低下といった状態につながり、また歯の喪失や咀嚼能力の低下は認知症や誤嚥性肺炎を発症させるリスクもはらんでいます。このような状態では、満足に、幸せに、喜びをもって生活していくことは不可能です。
げんき歯科・矯正歯科では虫歯や歯周病などの歯の治療を通して、QOL(生活の質)を向上させることを目標にしています。患者さんがいかに幸せに生活できるか、日々の生活の質をどれだけ高めることができるかを常に考えており、単なる歯の治療だけではなく、体全体の健康状態を踏まえた歯科治療を受けることができます。